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情報システム科学

放送大学・大学院の情報システム科学のレポートを作成し提出しました。
主な課題はネットワークの歴史に関する考察。
課題の条件は独自の視点を加えて、とあったのでバンドル面から考えてみました。
現在ネットワークの技術は10年以上前に確立されていたのに、官公署や企業、アカデミーの利用が中心でした。
市民レベルの普及は成されていませんでした。
1995年、ハードウェアにおいてはNC(ネットワークカード)が別売で約5万円、ソフトウェアではNOS化のためのTCP/IPが約5万円でした。
パソコンと言えば、年賀状、清書、デジカメ、住所録、家計簿といったホームユーザが、合計10万円ほどの出費をしてネットワーク化するなど殆どありません。
お金だけでなく、専門的な環境設定も必須です。
例えば、企業であればRDBや業務ソフトのためであれば、20万円のパソコンに10万円を追加し、NC&TCP/IPを含めて1台30万円で予算計画し、大量に導入することが可能です。
企業は情報システム部門を持っていますので、複雑なNCの環境設定やTCP/IPの設定、社内通信の設計などは、情報システム部門にやらせれば良いのです。
ところが、家庭に情報システム部はありません。

市民レベルで爆発的にネットワークが普及したのは、TCP/IPをバンドルしたOS、NCをバンドルしたパソコン機が廉価で現れたことが歴史の分岐点のひとつである、といった視点です。

製造原価がゼロに近い、TCP/IPソフトを、ソリトン社もノベル社もひとつ5万円前後で販売していました。
売上はもちろん、ずいぶんと利益も得ていたと思います。
現在、そのような市場自体が消滅し気の毒ですが、裏返しにネットワークが市民レベルで広く利用できる社会が実現しました。

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